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看護学部の学び 『精神看護支援論Ⅰ』

看護学部2年生?地域精神医療における対話の力を学ぶ

看護学部2年生?地域精神医療における対話の力を学ぶ

精神看護学領域では、心の健康や精神に病気や障がいのある人への看護を学修します。
2年次後期の「精神看護支援論Ⅰ」では、精神に障がいがある方がその人らしく生活するためにどのような看護が必要か、精神科医療の現状や課題も含めて理解しながら、考えていきます。

今回は、「地域精神医療における訪問看護」というテーマで、地域で精神科訪問看護師として活動している三ツ井直子先生と、NPO法人の代表であり、自身も統合失調症との診断を受け、地域精神医療のユーザーであるJiro先生をゲスト講師としてお招きし、授業を行いました。

精神科訪問看護における対話場面のデモンストレーションを行い、お二人それぞれから大切にしている思いが伝えられました。
三ツ井先生からは、『訪問看護の場面で「病気」ではなく「かけがえのない一人の人」として出逢い、対話を続けていくことで、その人が今まで話せなかったことを話していくことができて、その人らしい人生を見つけていける支援が大切』であることが伝えられました。

Jiro先生からは、自身の体験をもとに「人とのつながりや対話が生きる支えとなっている」ことが伝えられました。

学生たちは本学の理念であるホスピタリティに通じる、その人を尊重した対話の力、看護の力を実感していました。