2023年5月13日（土）に狭山市内にある奥富園さんで、総合演習Ⅰ（埼玉魅力発信プロジェクト）の授業の一環として、受講生がフィールドワーク調査を行いました。この授業では埼玉県の観光や物産品といった魅力をどのように発信するかをテーマに、前期では狭山市の特産品である狭山茶を題材として「狭山茶の魅力を発信する」プロジェクトに取り組んでいます。

今回、奥富園さんの全面協力により、抹茶用の茶葉の手摘みを体験させていただきました。学生たちは初めて体験する手摘みに悪戦苦闘しながらもお茶の原料となる茶葉を収穫することができました。

茶摘み体験の後は、奥富園さんで販売している美味しいお茶をいただき、工場でこの美味しいお茶を作る製造工程を見学させていただきました。見学に際して奥富さんから生の茶葉から荒茶に加工されていく工程を説明いただきましたが、機械操作のタイミングや時間調整がお茶の味に直結するということで、奥富さんのご苦労やお茶への熱い想いについて受講生たちは熱心に聞き入っていました。

新茶の季節ということもあり、茶葉の収穫と加工が最盛期を迎えている中での訪問でしたが、奥富園さんのご厚意により茶摘み体験と茶業についての深い学びを得ることができました。6月には奥富さんを本学にお招きして、お茶の魅力、6次産業としてのお茶についてのレクチャーをしていただくとともに、授業で取り組んでいる「お茶の魅力発信のアイデア」について学生が報告をする予定です。

奥富園ホームページ